ナナがうちに来た時の話。

知り合いのまた知り合いのお宅で
子犬が生まれたという話を聞き、
さっそく
会いに行った。

車で1時間半ほど。 

兄弟犬たちと、元気に…
元気すぎるくらいに走り回っていた。

ママ犬はミックス犬、
パパ犬は、イケメンの柴犬とのこと。

とにかく、まあ
コロコロころがるように走る
子犬たちのかわいいことといったら。

ママ犬に
わしゃわしゃむらがる
コロコロ犬。

とりあえず
今日は見るだけ…なんて思っていたが、
もらい手が決まっていない子が1匹だけ
ということだったので、即決。

ママ犬に
大事にするからね、とあいさつして
うちに連れて帰った。



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ヨルがうちに来て1ヵ月後のこと。
ナナは
こんな感じでうちの家族になりました。


ヨルとナナは
ほぼ同時期にうちに来たため、
お互い馴染むのも早かったようです。

子犬のナナは
ヨルのことをお兄ちゃんのように
思っていたのではないでしょうか。




 

このまましばらく
そっとしておいたら
うちにも慣れるかもしれないけれど…

もしかしたら
ノラ暮らしの方がいいのかもしれない。

もとの場所に返した。


でも次の日、探しに行った（笑）
一晩のうちに
人間チームの心は
ヨルにわしづかみにされていたのだった！

もとの場所に探しに行くと
ヨルは植え込みの所で
目立つ声でニャーニャー鳴いていたので
すぐ見つかった。

特にいやがることもなく
抱きかかえられて
うちにもどった。

あまりに人懐っこかったので
飼い猫の可能性も考え、
保健所と警察に
迷い猫の届けがないか問い合わせた。


“うちの子です”なんて連絡が来たらどうしよう…
ドキドキしながら
3日…10日…。
連絡は来なかった。


いろいろあって
うちの子になったヨル。

先代犬が
逝ってしまってから数ヶ月がたった頃だった。

からっぽだった家の中に
ヨルがやってきた。




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初対面の人間に
あんなに懐いてきたヨルですが
うちの子になってからは
来客があるとビュッと隠れてしまいます。

われわれ人間チーム以外には
懐かないのです。
不思議。


次回はナナがうちに来た時のお話です。

 

ヨルが家族になった時の話。

人間チームが
夜のウォーキングをしていたときのこと…。 
ネコがやってきて、足にスリスリ。
それはもう、人懐っこい。
おねだり慣れしたノラか、飼い猫か。

食べ物は持っていないし、
へたにあげて期待させてもかわいそう。
ごめんね〜と、家に向かって歩いて行ったのだけれど…
ずーっとついてくる。

ずーっとずーっとついてくる。
1キロ弱。

とうとう家に着いてしまった。

うちに来るかい？
と、家に入れてみたら
すんなり入ってきた。

次の瞬間、パニック。

まあまあ、おやつでも、と
かつおぶしをあげてみたら…

食べる。
警戒しながらも、とりあえずは、食べる。

つづく…。